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ビート トラブル |
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ビートは、同じホンダの軽自動車であるトゥデイ、アクティ/ストリートをベースにしている関係上、かなり無理な設計であることは否めません。またビートの性格上高回転を多用するので、非常にトラブルが出やすい車です。しかし、壊れやすい個所がわかっているということは、すぐに対策できることでもあります。ここではビートで多く発生している不都合などを簡単に解説します。 注意 関連部品情報を添えていますが、部品番号、価格等は実際とは異なることがあります。だいたいの目安としてください。またその関連する修理で発生する全ての部品の情報を満たすものではありません。 |
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ディストリビューター(デスビ) |
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これがディストリビューター。イグニッションコイルにより発生した高電圧の電流を各スパークプラグにタイミングを取りながら分配(ディストリビュート)する装置。 | ||
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これが60,000km使用のデスビ。 | ||
| ディストリビューター(以下:デスビ)、ウォーターポンプのトラブルが、一番有名でかつ危険性の高いトラブルであると言われています。ビートのデスビは錆が発生しやすく、これが原因で固着するとタイミングベルトが切れ、エンジン停止という事態になりますが、ビートの構造上、このタイミングベルト切れがエンジンヘッドまわりの大損傷につながります。この現象は5〜70,000kmぐらいで発生することが多いようです。 ここで本田技研工業は、ビートのデスビを無償で対策品に交換、それに関連するトラブルも無償修理対策をしています(リコールでないことに疑問はあるが)。しかしVer.Zは対象外で、またその肝心の対策品も対策品とは言えないものです。 このことから、ビートのデスビは消耗品であるという思ったほうが良さそうです。デスビトラブル前はエンジンか掛かりにくなるなど何らかの兆候があるようですが、兆候すらないということがまれにあるので、50,000km毎を目安に交換したほうが賢明であると考えます。デスビ交換は、部品代と工賃と合わせると28,000円程度です(対策品交換済みでもクレーム修理できるかも)。 関連部品情報 30100-P36-006 デイストリビユーターASSY. \ 22,400 |
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ウォーターポンプ |
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| ウォーターポンプ(図中1)もデスビと同様に弱く、損傷するとタイミングベルト切れを起こします。またパッキンが弱いので水漏れもあります。私は実際に水漏れを経験し、車検のタイミングで交換しました。ただ、部品代自体そんなに高いものではないのですが、脱着工賃がかかりますのでこれに関連するベルト類を交換も一緒にしてしまうと良いでしょう。 デスビ、ウォーターポンプトラブルの対策として、強化タイミングベルト使用という考えもありますが他の関連パーツの無理に動かしているという軋轢が生じる可能性が高いので、強化タイミングベルトの使用は避けたほうがよいと思います。 関連部品情報 19200-P36-000 ポンプCOMP.ウオーター \ 7,400 |
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エアコンディショナー |
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ビートのエアコンは高回転対策がされていません。コンプレッサー自体の発熱によりフィールドコイルの絶縁性能が徐々に落ちてきて最後にはショート、ヒューズが切れます。このヒューズはラジエーターファンのものも兼ねているのでファンが回らなくなり、オーバーヒートへつながります。このままヒューズを戻してもエアコンをOFFしておかないと再び切れるので注意が必要です。こればかりではなくパイプ損傷しやすい、オイル漏れ、ガス漏れなど、エアコン全体がかなり弱いので、エアコンの能力低下を感じたら早めに見てもらいましょう。また、防カビやオイル循環もかねて1〜2週に1回程度はエアコンを使ってやると良いとも言われています。 | ||
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エアコンディショナー ヒーターノブ |
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エアコンを調整する2つのノブの耐久性に問題があり、使用状況によりますが、大体5年ぐらいで簡単に取れるようになってしまいます。写真のように縦のひび割れが原因です。交換した方がいいと思いますが、補修する場合、ライトの光が入るようになっているので透明なセロハンテープで補修しましょう。 | ||
| 関連部品情報 79581-SS1-013 ノブ,ヒーターコントロール \ 370 |
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ECU キャパシター(電解コンデンサー)、メインリレー |
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| 制御系統の中枢となるECUの電解コンデンサーは高温には耐性がありますが、常用温度の40〜60度程度に非常に弱いため、電解コンデンサーが膨張を起こし、底のゴムシールが破損し液漏れ、基盤腐食を起こし動作不能に陥ることがあります。使用状況にもよりますがだいたい7年以上経過すると発生するようです。電解コンデンサーが劣化すると容量ぬけがあるので、アイドリング不安定、燃調不良などを起こします。ECUをみると電解コンデンサーが太っていることでしょう。腕に自信があるならば交換レポートしたサイトを探してみてください。尚、電解コンデンサーの液漏れが進行し基盤腐食させてしまうと、ECU交換しか道はありません。現在の自動車電装用の電解コンデンサーは耐性が高くなっているため交換後は変える必要が少なくなると思われます。また熱を避けるためだけに長いハーネスを使用してECUの移設はすることは、逆に他のエラー因子を増大させるため絶対に避けて下さい。 ECUのそばについているメインリレーも弱点となります。パーコレーション、デスビ不良とともにエンジンが掛かりづらくなった場合疑いのかかる部分です。イグニッションON/OFFを繰り返して始動できた場合はメインリレー不良であると考えられます。 関連部品情報 37820-P36-000 コントロールユニツト,エレクトロニツク PP1-100系 \77,300 37820-P36-003 コントロールユニツト,エレクトロニツク PP1-110系 \79,700 39400-SS1-003 リレーASSY.,メイン(ミツバ) \3,180 *注 現在のECUはPP1-110系に統合されています |
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パーコレーション |
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夏場の暑いとき、エンジンリスタート時にエンジンが掛かりづらくなることがあります。冬場は発生しないとか、フューエルキャップを開閉してみるとか、トランクを開けてしばらく放熱させてみてエンジンが掛かる場合は、パーコレーションであると考えられます。燃料ホースに断熱材を巻く、エキマニにバンデージするなどして熱対策すると改善することがあります。 |
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ソフトトップ |
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| ソフトトップコンバーチブルの宿命である雨漏り。とはいえ、雨は毎日降るわけではないので、オープンクルージングの素晴らしさを考えるとほんの些細なことではあります。 まず幌の生地自体から水漏れするということはまずありません。あるとすれば穴が空いているということなので、補修もしくは交換が必要でしょう。雨漏りの大半はソフトトップのウェザーストリップゴム間のつなぎめで起こります。写真右の赤円で囲んである部分からの漏れが大半を占めます。稀にフロントウインドウ枠とソフトトップのつなぎめから漏れることがあるようですが、この場合は幌フックの調整で改善されることがあります。ウェザーストリップにワックス(モータウン等の幌用ワックスで可)を施すことで、水はじきで水玉を大きくし水の流れを促進させ、結果水漏れを防ぐ効果があり、非常に有効な手段と言えます。また硬化・劣化防止も期待できます。 ウェザーストリップゴムの交換を行うことで水漏れがおさまることがあります。実際私のビートはウェザーストリップゴムの全交換(Aピラー回りも含む)をしてから水漏れが殆どなくなりました。ただし、全交換してから定着(ウインドウと密着)するまで時間がかかり、取付技術の問題も少なからずあるみたいです。また、ゴム全交換の部品代で3万円程度と少々高めで、これは本当にどうしようもない時の最後の手段としましょう。 関連部品情報 72380-SS1-003 ウエザーストリツプ,フロントルーフ&ピラー \ 14,900 72381-SS1-003 ウエザーストリツプ,R.ルーフサイドドアー \ 3,400 72382-SS1-003 ウエザーストリツプ,R.ルーフコーナードアー \ 2,610 72383-SS1-013 ウエザーストリツプ,R.センターピラー \ 3,190 72391-SS1-003 ウエザーストリツプ,L.ルーフサイドドアー \ 3,400 72392-SS1-003 ウエザーストリツプ,L,ルーフコーナードアー \ 2,610 |
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リアスクリーン |
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ビートに限らずビニール系リアスクリーンを採用したコンバーチブルを持つ者にとって共通の悩み。 | ||
| リアスクリーンは、砂埃と強風にさらされ傷つき白く濁って透明度を失ってしまいます。また、使用状況、駐車場所によって見たこともない生物が住み着いてしまうこともあるようです。 私はリアスクリーンを消耗品と考えていますが、部品代だけでも25,500円と高く、毎年交換するわけにもいきません。コンバーチブル向きではないといわれる日本の風土を考えると、やはりいつもオープンというわけにもいかず、長く使うためにはなんらかのメンテナンスが必要であると思います。 ガソリンスタンドでは絶対に拭かせない、洗車時は細心の注意を払うことは当然として、オープンにするときはバスタオルなどの大きめの保護用の布をはさむとか、白濁がすすんだらケミカル品(特にプレクサスがオススメ)を使うとか悪あがきしてみましょう。これに加え、私は砂埃がソフトトップにのっているときはオープンにしないようにしています。 関連部品情報 86312-SS1-901 ウインドウASSY.,リヤー \ 25,500 |
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給油口(フューエルリッド) |
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| 梅雨のように雨が多くなると、給油口内に水が砂といっしょに入り込むことがあります。まれにこれが原因で水の逃げ道を詰まらせてしまい、給油口内で水がたまってしまいます。写真左の後輪ホイールハウス内の前方(ビートステッカーが貼ってある延長上)にその出口があります。大抵この出口のゴム部分に砂などのごみがとどまっていることが多く、ここを指で触ってやると、砂などと一緒に一気に流れます。慢性的なつまりを防ぐためにも、洗車するたびに点検してみてもいいでしょう。 |
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ワイパーアーム |
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トラブルとは言えませんが、ビートのワイパーアームの塗装はハゲやすく、意外と目立ちます。幸いワイパーアーム自体はそれほど高価ではなく、交換も簡単です。塗装し直しても、時間も手間も費用も結構馬鹿にならないので、交換した方が、なんとなく気分もいいでしょう。 | ||
| 関連部品情報 76600-SS1-003 アーム,ウインドシールドワイパー(運転席側) \ 2,130 76601-SS1-003 アーム,ウインドシールドワイパー(助手席側) \ 2,130 |